社員食堂の調理補助は無資格・未経験で募集しているところが多いですが、「立ち仕事だから大変そう」と二の足を踏む人も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、調理補助の仕事は大変ですが、やりがいのある楽しい仕事です。

立ち仕事で覚えることが多いですが、マニュアルがきちんと用意されているので、続けていく内に慣れていく人がほとんど。

体をフルに動かすことで体力や健康を維持しやすく、仲間と力を合わせて仕事ができ、社員から感謝の言葉をダイレクトに受けられる魅力的な仕事です。

ある一定の条件を満たせば調理師も目指せるので、ステップアップしたい方にもおすすめです。

今回はそんな調理補助の仕事の大変な点や楽しさ、調理師あるあるについて、詳しく解説していきます。

調理補助の仕事とは

調理補助の仕事とは、「栄養士や調理師など調理をおこなう人が調理に専念できるように、準備・サポートすること」です。

具体的な仕事内容は、調理器具やお皿の準備、野菜の皮むき・肉のカット・魚を三枚におろすなどの下ごしらえ、焼く・煮る・炒めるなどの調理、配膳、後片付け、皿洗い、清掃など多岐に渡ります。

案内やレジ打ちなども調理補助の仕事になることが多く、複数の仕事を効率よくこなせるマルチ能力が求められます。

調理補助の仕事で大変なところは

調理補助の仕事は技術面では包丁が使えればOKなところが多いですが、以下の特徴があります。

  1. 体力が必要
  2. 準備作業が多い
  3. 時間に追われる・早朝や夜勤がある場合がある
  4. 覚えることが多い
  5. 夏は暑く、冬は寒い
  6. 髪・爪・メイクでおしゃれがしにくい

以下でそれぞれについて詳しく解説していきます。

体力が必要

社員食堂では朝の仕込みからランチタイムのピーク時まで、ほとんど立ったまま仕事をします。

調理補助の仕事には、体力が必要な理由がいくつかあります。

  1. 長時間立ち仕事が多い:調理補助の仕事では、調理台やシンクなどの高さに合わせて立って作業することが多いため、長時間の立ち仕事が必要になります。そのため、足腰の筋力や体力が必要になってきます。

  2. 重い食材や調理器具の運搬がある:調理補助の仕事では、大きな野菜や肉、調理器具など、重いものを運ぶことが多いため、腕や肩、背中などの筋力が必要になります。また、食材を切るためには力が必要になる場合もあります。

  3. 炒め物や揚げ物などの調理には、体力が必要:調理補助の仕事では、炒め物や揚げ物などの調理も担当することがあります。これらの調理には、大きな鍋やフライパンを使い、繰り返し大きくかき混ぜる必要があるため、腕力や体力が必要になります。

また、好きな時間に休憩を取ることが難しく、大量の皿洗いや重い食材の運搬もあるので、長時間動ける体力が必要です。

とは言え、朝からしっかり身体を動かすことで頭がすっきりするというメリットも。都給食では20~60代と幅広い年齢層の方が活躍中です。

下準備作業が多い

調理補助の仕事では、料理の準備や調理作業に必要な調味料や材料の準備などをすることがありますが、これには長時間の下準備が必要となる場合があります。

都給食では本社工場ではお野菜やお肉、お魚の下処理をしたり、調味料を調合してタレを作っています。その加工済みの食材を店舗に届け、現地のスタッフが「混ぜる・揚げる・焼く」等の最終工程の調理をするので下準備の時間がありません。

時間に追われる・早朝や夜勤がある場合がある

社員食堂は昼休みに一気に社員が押し寄せるので、ランチタイムの数時間は目が回る忙しさになります。

できるだけ待たせずに料理を提供しないといけないので、流れにそった作業や素早い対応などが必要となり、全体把握し、的確に動く能力が求められます。

また就業場所によっては早朝勤務や夕ご飯のために夜勤になる場合もあります。

慣れていくことで冷静に対処できるようになるので、不安になる必要はありません。

覚えることが多い

調理補助の仕事は下ごしらえ、簡単な調理、皿洗いなど多岐に渡るので、覚えることが特徴です。

最初のうちは覚えるだけで精一杯なところに、作業スピードも求められるので、しんどく感じることもあるかもしれません。

夏は暑く、冬は寒い

調理場は、夏は暑く冬は寒い職場です。

真夏でも頻繁に火を使うので、クーラーをかけても室内が蒸し風呂状態になることも。

熱中症対策として、休憩中は必ず水分を取りましょう。水筒を持ち歩いたり、首を冷やしたりして、体調管理をすることをおすすめします。

冬は水温が下がるので、冷たい水で下ごしらえをしなければなりません。

しもやけやあかぎれが起こりやすくなるため、作業終了後にハンドクリームなどでケアをするなど対策が必要です。

髪・爪・メイクでおしゃれがしにくい

社員食堂は食事を提供する場所なので、清潔感が大事です。

調理場やテーブル、椅子を清潔にするのはもちろん、働く従業員も身だしなみをきちんと整えなければなりません。

長い髪は結び、無精ひげはカット。香水や香料の強い化粧品は厳禁で、食材を手で扱うのでネイルも原則禁止です。

ユニホームを常に清潔に保つために、毎日洗濯しなければなりません。

仕事中におしゃれがしにくのがデメリットですが、すべては社員に美味しくて安全な食事を楽しんでもらうためです。

 
 
都給食では

都給食では独自のシステムにより、ほとんどの店舗がパートスタッフさんのみで運営しています!

本社工場ではお野菜やお肉、お魚の下処理をしたり、調味料を調合してタレを作っています。その加工済みの食材を店舗にお届けし、現地のスタッフさんは「混ぜる・揚げる・焼く」等の最終工程の調理をやっていただきます!また500種類ほどあるメニューにはひとつひとつ分かりすいレシピがあるので、それ見ながら作っていただきます。

「下処理済みの食材」と「レシピによる調理」この2つの仕組みで、都給食は未経験のパートさんでも安心してお仕事できるようになっています!

調理補助の仕事の楽しいところ

調理補助の仕事は大変なことも多いですが、その分楽しいこともたくさんあります。

達成感がある

調理補助の仕事は限られた人数と時間で忙しいランチタイムを乗り切るので、やり切った時には達成感や満足感が得られます。

また一緒に働いている調理師やスタッフから褒められたり感謝されたりするときや、調理を提供した人から「美味しかった」と言われたり笑顔で食べている姿を見た時、調理師や栄養士の資格を取得したりキャリアアップしたりした時にも達成感を味わうことが出来ます。

仲間ができる

調理補助の仕事はチームでおこなうので、スタッフやパートなど多くの人とコミュニケーションがとれるのが特徴。

コミュニケーション能力がある人、人と接するのが好きな人は、調理補助の仕事に向いています。

料理がうまくなる

調理補助の仕事はさまざまな食材を扱うので、食材の切り方や火の通し方が自然と上達しますし、プロの料理人の調理方法を見ることで、料理のコツやヒントを学ぶこともできます。

また近年の企業は社員の健康増進のためにヘルシーメニューに力を入れているため、栄養士によってカロリー計算された健康的なメニューについて学べます。

条件(寄宿舎、学校、病院等の給食施設、継続して1回20食以上又は1日50食以上飲食物を調理して供与する施設で2年以上調理業務に従事したもの)を満たせば調理師国家試験の受験資格も得られるので、働きながら知識が得られてステップアップもできる理想的な職場と言えます。

参考サイト:調理技術技能センター

喜んでもらえる

社員食堂の調理補助は、社員から「ごちそうさま」「ありがとう」「美味しかった」など感謝の言葉をダイレクトに受け取れる仕事です。

仕事が大変でもこのような嬉しい言葉を聞けば、大きなやりがいにつながるのではないでしょうか。

 
 

 

まとめ

調理補助の仕事は朝~ランチタイムまでが忙しく、立ち仕事が多いので大変ですが、反面やりがいや楽しさもある仕事です。

具体的には、料理の腕が上がり、仲間ができて、料理を食べた社員に「ありがとう」と言ってもらえます。

体をしっかり動かす仕事なので、健康維持・体力維持にもつながるでしょう。

社員食堂を受託する「都給食」では、ほとんどすべてのスタッフが調理、提供、洗浄、発注などを行いますが、下処理はセントラルキッチンで行い、全てのメニューにレシピがあるため、経験や資格がなくても、勤務いただけます。

下処理はすべてセントラルキッチンで請け負うので、調理補助の仕事は調理の段階からと難易度がぐっと下がるのが嬉しいポイント。

調理はレシピ通りにおこなうため、経験や資格がなくても調理を進めていけて安心です。

「都給食」は2020年3月の「日本トレンドリサーチ」のサイトイメージ調査で

  • 京都エリアで顧客満足度が高い思う社員食堂委託会社
  • 未経験でもキャリアを積めると思う会社

の2部門で1位を獲得した優良企業。

最初は自信がなさそうだった人も、数カ月後には何種類もの日替わりメニューをマスターしています。

また「都給食」では300~400種類以上のメニューがあるので、「料理の腕が上がった」「レパートリーが増えた」と喜ぶ人も多いです。

さまざまなやりがい・楽しさがある調理補助の仕事は、料理好きな人はもちろん、未経験の人にもおすすめです。