企業や社員にとって福利厚生の面で非常に魅力的な社員食堂ですが、そこにはたくさんの職種の働いている人が存在しています。

もし社員食堂で働きたいと思った場合、どのような職種があり、どのような条件で働くことができるのでしょうか?

そして、管理栄養士や栄養士として働く際には、どのようなメリットとデメリットが存在しているのでしょうか。

今回は社員食堂で働いている人のお話を元に、その辺りを詳しく紹介していこうと思います。

社員食堂で働きたい!仕事内容は?

社員食堂で働く仕事の内容は、通常の食堂と同様に様々なものがあります。

働く人はパートと正社員に分かれていて、パートの多くは女性であり、その数は全体数の9割にも登ります。

社員食堂で用意されている仕事としては、

・献立作成
・栄養計算
・調理
・調理補助
・盛り付け
・接客
・提供
・洗浄・清掃
・発注
・事務作業

を分担して行います。

献立作成・栄養計算などは主に栄養士や管理栄養士が行い、調理、盛り付けなどは調理師が行います。
それ以外の部分をパートスタッフやアルバイトが補うことが多いです。

調理補助の仕事に向いている人とは?社員食堂で調理のお仕事をするには?

 
 

社員食堂で管理栄養士や栄養士として働く

栄養管理士が働く仕事の内容は、職場ごとに変わってきます。というのも、育ち盛りの子供と大の大人、そして老人とでは、必要となる食事の栄養が変わってくるからです。

健康増進法、労働基準法といった法律の元において、社員食堂や学食といった施設では、栄養士や理栄養士の配置に努めるよう定められています。

1回300食〜1日750食以上の食事を出している施設においては、栄養士のうち少なくとも1人は管理栄養士でなければありません。

また300食以上の食事を提供する社員寮についても、管理栄養士が配置されている必要があります。

参考サイト:日本栄養士会「管理栄養士・栄養士の配置規定」

社員食堂の栄養士の仕事としては、食材または包材の発注、サンプルの試食とメニューの作成、イベントの立案、納品されたものの整理などをおこないます。

他にも電子看板の写真撮影や、オープン前の最終確認をおこなったり、ホールにでて補充などの追加作業、人手が足りていないところをサポートしにいったり、POP作成などもおこなうこととなります。

参考サイト:日本栄養士会 管理栄養士とは

都給食では

都給食では管理栄養士と栄養士が献立作成や新メニューの開発を行っています!

毎月1回、献立会議が開かれ、日々の献立の改善について話し合われています。

新メニューの試食会もそこで行われ、他部署の社員から指摘された事項を改善し、本当に美味しく、お客様に喜んでいただけるメニューを商品化しています。

 

 社員食堂でパートとして働く

パートは一般的に、慣れるまでの最初の方は接客を担当していくことになります。来店されたお客様へのあいさつから、簡単な盛り付け程度の料理の手伝いをおこなったり、食器を洗ったりすることとなります。

その後慣れてきたら調理補助を担当するようになり、調理補助ではご飯を炊き味噌汁を作ったり、野菜や食材をカットし、肉や魚を炒め、焼いたり、揚げたりすることが仕事となります。

その他に清掃業務があり、こちらは社員食堂内の清掃を担当します。清掃作業はパートがすることあれば、清掃業の人に依頼することもあります。

都給食では

都給食の食堂は、基本的にパートスタッフさんだけで営業しています。

なので、調理補助ではなく、調理もやっていただきます。

ですが、カット済みの食材を使用し、レシピ通りに作るので、未経験の方でも始めていただけます!

家事の延長で働くことができ、平日お昼のみなので、主婦(夫)の方にとても人気なお仕事です。

社員食堂で働く際のメリットとは?

社員食堂で調理する仕事のメリットを大きく分けると次の6つになります。

  1. 料理の創造性と専門知識の発揮: 社員食堂で調理する仕事では、多様なメニューを提供する機会があります。自分の創造性や料理技術を活かし、美味しい料理を提供することができます。また、栄養バランスや食材の選定に関する専門知識を活用し、健康的でバラエティ豊かなメニューを作り出すこともできます。

  2. 健康への貢献: 社員食堂での調理は、社員の健康を支える役割を果たします。栄養バランスや食材の品質に配慮し、健康的な食事を提供することで、社員の健康促進に貢献することができます。自身の料理スキルと栄養知識を活かし、人々の健康増進に寄与することができます。

  3. 社員との関わりと満足感: 社員食堂で調理する仕事は、直接社員と関わる機会があります。社員の食事に対する意見や要望を聞きながら、彼らの好みやニーズに合ったメニューを提供することができます。社員が美味しい料理を楽しんでくれる様子を見ることで、やりがいや満足感を得ることができます。

  4. チームワークと協力: 社員食堂では、調理スタッフやサービススタッフと協力しながら業務を遂行します。チームとしての連携やコミュニケーションを通じて、効率的な調理プロセスや円滑な業務運営を実現することができます。メニュー作成においては、社内なので、呼び込みのためのPOP作成ではなく、楽しみながら作成できたり、工夫をして楽しくメニュー作成だけに純粋にこだわることができます。

  5. 多様なスキルの習得: 社員食堂での調理は、様々な料理のスキルを磨く機会を提供してくれます。料理のバリエーションや調理方法の幅広さによって、新たなスキルを習得することができます。

  6. 安定した休日:栄養士が社員食堂で働く際には、安定した休日があると言うメリットにもつながります。と言うのも企業が休みの場合、当然その日は開ける意味がないので、社員食堂も同じように休日となるからです。他の休日、例えば年末年始なども休みとなるので、家族がいたりなどして休む必要がある人にとっては予定が立てやすく格好の条件と言えるでしょう。

 

社員食堂で働く

 

まず、ピークタイムの時間の忙しさが、非常に過労となります。12時になると一斉に社内中の社員達が食事に訪れるので、その対応に追われてしまうことになりますのできついと感じることもあるかもしれません。

ですが、多くの従業員とのコミュニケーションが行えるので、働き甲斐があると言えるでしょう。単純作業だけではなく、人と人のつながりがもてるのも魅力です。

また給食施設の衛生管理は非常に厳しいものなので、温度管理、作業箇所、洗浄方法などの管理を完璧に行える人が求められてきます。

 

まとめ

社員食堂で働くことについて見てきました。社員食堂にはきっちりとした休日が取れるといったメリットが存在しますが、ピークタイムが忙しい、コミュニケーション能力が高く求められる、しっかりした衛生管理が求められると言ったデメリットもある事がわかりました。

企業側からすれば、そのような社員食堂を設置することは、非常に費用が必要になりますし、人材の確保も時間がかかることとなります。

ですので、企業に社員食堂を導入したいとなった場合、外部委託形式の社員食堂を選んでみるのもひとつの手だと言えるでしょう。

外部委託形式の社員食堂サービスでは、従業員の選定を外部から選ぶ事ができますし、また好きなメニューをチョイスして選ぶ事が可能になっています。

実際に自分の会社に社員食堂を設置することと比べ、導入する際のアドバイスをもらえたり相談に乗ってもらえるの特に中小企業において魅力的なサービスだと言えるでしょう。

もし社員食堂を設置したいと思っているが、導入方法や人材の面で難しいと思っている企業は、一度外部委託の業者を採用してみる事をおすすめします。

こちらの記事では社員食堂のパートのやりがいについて解説していますので参考にしてみてください。

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